【スプレッドシート】重複するデータを確認する方法|指定した範囲から同じ値・かぶりをチェック
今回はGoogleスプレッドシートで、指定した範囲から重複するデータを確認する方法となります。
【スプレッドシート】指定した範囲から重複するデータを確認する例
例では、セルの範囲がB4:B500の中で同じ値があった場合に、該当するセルの色を変更します。
以下、設定の手順となります。
- シート内で右クリックを押すとメニューが表示されるので、メニュー内にある「条件付き書式…」を選択します。
- 画面右に「条件付き書式設定ルール」が表示されるので、「+条件を追加」をクリックします。
- 条件を設定する画面となるので、「単一色」タブ内の項目をそれぞれ次の通り設定します。
- 「範囲に適用」の項目に、重複を確認する範囲の「B4:B500」を入力します。
- 「書式ルール」の「セルの書式設定の条件…」のメニューで「カスタム数式」を選択すると、数式を入力できる項目が表示されるので、重複を確認する範囲の最初のセル(B4)に対する条件式となる次の式を入力します。
=countif($B$4:$B$500, B4)>1 - 「書式ルール」の「書式設定のスタイル」の項目で、重複した際のセル内のスタイルを選択します。
- 条件付き書式設定ルール画面の下部にある「完了」を選択します。
上記設定により、指定した範囲に重複したデータがある場合に、該当するセルの色が変更されます。
countif関数を利用した条件付き書式設定ルールについて
countif関数は、第1引数に指定した範囲に対して、第2引数に指定した条件と一致するセルの数を返します。
今回の例では上記設定により、B4からB500のセルまで、条件式で判断するセルがcountif関数の第2引数となります。
例えば、B4からB6のセルでは、次の条件式で判断を行います。
- B4の条件式は =countif($B$4:$B$500, B4)>1
- B5の条件式は =countif($B$4:$B$500, B5)>1
- B6の条件式は =countif($B$4:$B$500, B6)>1
- ……
それにより、条件式で判断するセルの値が、B4からB500のセル内で重複している場合に、countif()の戻り値が2以上となり、条件を満たすためセルの色が変化します。
「条件付き書式」を設定したセルがわからない場合
また、「条件付き書式」を設定したセルが不明になった場合、以下のリンク先の方法で確認できます。