【WordPress】リビジョンを無効にする方法と、リビジョン数を制限する方法

WordPressの投稿や固定ページでは、本文の更新履歴を保存することで、過去に保存した本文に戻すことができる「リビジョン」機能があります。
そのリビジョンのデフォルト設定では、更新履歴を保存する数に制限はなく、データベースが肥大化する原因となります。
今回は、そのリビジョン機能を無効にする方法と、リビジョンで保存する数を制限する方法となります。
【WordPress】リビジョンを無効にする方法と、リビジョン数を制限する方法
リビジョンを無効にする方法
以下は、リビジョンを無効にする方法となりwp-config.phpに記述します。
define( 'WP_POST_REVISIONS', false );
リビジョンの設定は、定数WP_POST_REVISIONSで行い、定数の値をfalseするとリビジョンが無効となります。デフォルトの値は、trueとなり、すべての更新履歴を保存します。
また、次のように、定数の値を1以上の整数で指定することにより、リビジョンで保存する数を指定できます。
リビジョン数を制限する方法
以下は、投稿や固定ページごとのリビジョン数を3に制限する例となり、wp-config.phpに記述します。
define( 'WP_POST_REVISIONS', 3 );
上記設定により、指定した数のリビジョンを保存し、古いリビジョンは自動的に削除されます。
また、後述する自動保存されるリビジョンは、定数WP_POST_REVISIONSで指定したリビジョン数には含まれません。
自動保存について
投稿や固定ページでは。60秒ごとに本文を保存する自動保存機能がありますが、実際の本文が上書きされるわけではなく、ブラウザがクラッシュした場合などに利用できる特別なリビジョンとして保存されます。
ページごとに自動保存される本文は1つとなり、以前の自動保存は上書きされるため、60秒ごとにデータベーステーブルが肥大するわけではありません。
マルチユーザー設定がされている場合には、自動保存はユーザーごとに実行されます。