【PHP】配列、多次元配列の要素を数える方法|count関数

今回は、PHPのcount関数を使い配列、多次元配列の要素を数える例となります。
count関数で配列の要素を数える例
一次元配列(通常の配列)の要素を数える場合
一次元配列(通常の配列)の要素を数える場合には、count関数の引数に配列を指定します。以下、例となります。
$defense = array( '石崎', '次藤', '三杉' );
echo count( $defense );
上記例のcount関数の出力結果は3となり、引数に指定した配列の要素がカウントされ出力されます。
多次元配列の要素を数える場合
配列内に配列がある多次元配列の要素を数える場合には、count関数の第1引数に多次元配列を指定します。
そして、第2引数は、省略した場合とCOUNT_RECURSIVE (または 1)を指定した場合によって要素の数え方が異なります。以下、例となります。
$final = array(
'フランス' => array( 'エムバペ', 'グリーズマン' ),
'クロアチア' => array( 'モドリッチ', 'ラキティッチ' )
);
echo "第2引数を省略した場合は" . count( $final );
echo "<br>第2引数に1を指定した場合は" . count( $final, 1 );
上記例の出力結果
第2引数を省略した場合は2
第2引数に1を指定した場合は6
出力結果について
count関数の第2引数を省略すると、配列内の配列の要素はカウントされません。そのため、上記例の場合では配列の要素「フランス」と「クロアチア」がカウントされ戻り値は2となります。
count関数の第2引数に1を指定すると、多次元配列のすべての要素がカウントされます。そのため、上記例の場合では配列の要素「フランス」とその配列内の配列の要素「エムバペ」「グリーズマン」、配列の要素「クロアチア」とその配列内の配列の要素「モドリッチ」「ラキティッチ」がカウントされ戻り値は6となります。