【PHP】配列を分割する例|配列の一部を切り取るarray_slice関数
今回は、PHPで配列の一部を切り取るarray_slice関数を使用し、配列を分割する例となります。
array_slice関数を使用し配列を分割する例
配列の一部を切り取る|array_slice()
以下、配列の一部を切り取るarray_slice関数を使用し、1つの配列を2つに分割する例となります。
$array = array( "竹山", "永井マネージャー", "ザキヤマ", "河本" );
$output1 = array_slice( $array, 0, 2 );
$output2 = array_slice( $array, 2 );
print_r( $output1 );
print_r( $output2 );
出力結果
※出力結果の配列は見やすいように改行をしています。
Array (
[0] => 竹山
[1] => 永井マネージャー
)
Array (
[0] => ザキヤマ
[1] => 河本
)
上記例のように、array_slice関数ではパラメーターに指定した値によって、配列をの一部を切り取って返します。
array_slice関数のパラメーターについては以下となります。
array_slice関数のパラメータ
array_slice($array, $offset, $length, $preserve_keys );
- $array(必須)
- 切り取る配列を指定
- $offset(必須)
- $arrayで指定した配列から、切り取る配列の先頭にする要素の位置を指定。
- 正の値を指定した場合は$arrayの先頭の要素から数えた位置となり、負の値を指定した場合は最後の要素から数えた位置となります。
- $length(省略可)
- $arrayで指定した配列から、切り取る要素の数を指定。
- 正の値を指定した場合は、$offsetで指定した位置から数えた要素数の配列を返し、省略した場合は$offsetで指定した要素から最後の要素までの配列を返します。負の値を指定した場合は、最後の要素から数えた位置から$offsetで指定した位置までの配列を返します。
- $preserve_keys(省略可)
- TRUEを指定すると、配列$arrayのキーが整数の場合、切り取る前の整数はそのままの値となります。省略した場合はFALSEとなり、切り取った配列のキーの整数は、0から順番に振り直されます。
配列を分割するarray_chunk関数について
PHPで配列を分割する関数としてarray_chunk()もあります。
array_chunk関数では、パラメータに指定した要素数で分割し、数値添字の多次元配列で返します。
詳しくは以下の参考サイトを確認してみてください。