【Git】 無視されているファイルの確認と、Gitで管理するファイルを追加する方法

Git(ギット)は、プログラムのソースコードなどの変更履歴を記録・追跡するための分散型バージョン管理システム。
今回は、そのGitで管理しているディレクトリ内で、リポジトリに含まれていない無視されているファイル・ディレクトリを確認する方法と、その無視されているファイル・ディレクトリをGitの管理対象に追加する方法となります。
Gitで無視されているファイル・ディレクトリを確認する方法
Gitで無視されているファイル・ディレクトリを確認するには、以下のコマンドを実行します。
git status --ignored
上記コマンドで返ってきた文章内に次の箇所があり、それ以降に無視されているファイル・ディレクトリのパスが表示されます。
Ignored files:
(use "git add -f ..." to include in what will be committed)
無視されているファイル・ディレクトリをGitの管理対象に追加する方法
無視されているファイル・ディレクトリをGitの管理対象に追加するには、以下のコマンドを実行します。
git add -f ファイルのパスまたはディレクトリのパス
上記コマンドにより、指定したファイルが強制的にインデックス(ステージ)に追加され、Gitの管理対象に追加されます。(ディレクトリのパスを指定した場合は、ディレクトリ内のファイルがすべて管理対象に追加されます)
また、git addコマンドのパスの指定は、スペース区切りでの複数指定や、*.txtのようなワイルドカードを利用した指定も可能です。