【PHP】.(ドット)と.=(ドット・イコール)の意味|文字列演算子で結合
PHPのソースコードにおいて、文字列を扱う記述の中に、.(ドット)や、.=(ドット・イコール)を使用している場合があるかもしれません。
その .(ドット)や、.=(ドット・イコール)は、文字列を結合する演算子(文字列演算子)となります。今回は、その文字列演算子の例となります。
文字列演算子の例
【結合演算子】 .(ドット)
.(ドット)は、結合演算子となり、.(ドット)にの左右にある文字列を結合します。
$subject = '私';
$name = '田中';
echo $subject . "は" . $name . "です" ;
上記の例では、出力結果が「私は田中です」となります。
【結合代入演算子】 .=(ドット・イコール)
.=(ドット・イコール)は、結合代入演算子となり代入演算子の一つとなります。
結合代入演算子では、.=(ドット・イコール)の左オペランドに定義された変数を指定することで、その変数の値に、右オペランドの値を追加した値が、新たに変数にセットされます。
$output = '私は';
$output .= '太田';
$output .= 'です';
echo $output;
上記の例では、出力結果が「私は太田です」となります。
文字列演算子の記述の比較
下記の例は、結合代入演算子と結合演算子の記述の比較となります。
結合演算子の場合
$output = '爆笑';
$output = $output . '問題';
echo $output;
結合代入演算子の場合
$output = '爆笑';
$output .= '問題';
echo $output;
上記どちらの例も出力結果は「爆笑問題」となります。