【VSCode】タブが上書きされ追加できない場合|ファイルを開いた際のタブの種類

Visual Studio Code(以下、VSCodeと表記)を利用していると、サイドバーからファイルを開いた際に、タブが上書きされ新規追加できない場合があるかもしれません。
VSCodeではファイルの開き方によって、タブの種類が異なるため、そのような現象が発生します。
以下、そのタブの種類・特徴の説明と、タブを上書きせずに新規追加する方法となります。
【VSCode】タブの種類
ファイルを「クリック」で開いた場合|プレビューモードのタブ
サイドバー内のファイルをクリックで開いた場合、プレビューモードとしてタブが開きます。(タブに表示されるファイル名の文字がイタリック体)
ファイルを「ダブルクリック」で開いた場合|固定タブ
サイドバー内のファイルをダブルクリックで開いた場合、固定されるタブが開きます。(タブに表示されるファイル名の文字が立体)
タブが上書きされる場合
プレビューモードのタブがある状態でファイルを開くと、現在のプレビューモードのタブ上に、開いたファイルのタブが表示されます。
そのため、プレビューモードのタブが上書きされるような形となり、新規タブとして追加されません。
プレビューモードのタブを固定タブに変更する方法
プレビューモードのタブは、サイドバー内のファイル名やタブ上を、ダブルクリックすることで固定タブに変更できます。
プレビューモードのタブ機能をオフにする方法
プレビューモードのタブ機能はオフにすることも可能です。
以下、設定の画面とsettings.jsonファイル、それぞれでプレビューモードのタブ機能をオフにする方法となります。
設定の画面から変更する場合
- VSCodeの画面左下にある歯車アイコンをクリックします。
- 表示されるメニューから「設定」を選択します。
- 設定内の上部にある検索ボックスで、「workbench.editor.enablePreview」を検索します。
- 設定「workbench.editor.enablePreview」が表示されるので、チェックボックスをオフに変更します。
settings.jsonファイルから変更する場合
settings.jsonファイルを開き、設定を管理するオブジェクトに以下の要素を追加して保存します。
"workbench.editor.enablePreview": false,
VSCodeの設定変更について
VSCodeの設定変更は、設定の画面、または設定変更を管理するJSONファイルで行います。記事内では、それらの詳細な利用方法は割愛していますので、詳しくは以下のリンク先を参考にしてみてください。