Laravelのディレクトリ・フォルダについてのまとめ

今回は、Laravelで新規プロジェクトを作成した際に、Laravelのルートディレクトリに配置されるフォルダについてのまとめとなります。
また、Laravelをインストールし新規プロジェクトを作成する方法については、以下のリンク先を参考にしてみてください。
app|アプリケーションのプログラム
appフォルダ内は、アプリケーションのプログラムのクラスファイルなどとなります。
また、appディレクトリ内のクラスファイルは、次のようなArtisan makeコマンドで作成できます。
Eloquentモデルを作成するコマンド
Eloquentモデルのファイルは、次のコマンドでappディレクトリ直下に作成されます。
php artisan make:model ファイル名
また、Laravelでは、テーブル名を複数形としモデル名(ファイル名)を単数形する命名規則があります。それにより、テーブルとモデルが 紐付きます。
コントローラーを作成するコマンド
コントローラのファイルは、次のコマンドでapp/Http/Controllers内に作成されます。
php artisan make:controller ファイル名
ミドルウェアを作成するコマンド
ミドルウェアのファイルは、次のコマンドでapp/Http/Middleware内に作成されます。
php artisan make:middleware ファイル名
サービスプロバイダーを作成するコマンド
サービスプロバイダーのファイルは、次のコマンドでapp/Providers内に作成されます。
php artisan make:provider ファイル名
その他のクラスファイルを作成する場合
上記以外のArtisan makeコマンドについては、以下のコマンドで確認してみてください。
php artisan list make
bootstrap|アプリケーション実行時、最初に行う処理
bootstrapディレクトリ内は、アプリケーション実行時、最初に行う処理に関するファイルとなります。
config|設定関連
configディレクトリ内は、設定関連のファイル。
database|データベース関連
databaseディレクトリ内は、データベース関連のファイルとなります。
また、データベース関連のファイルは、次のようなArtisan makeコマンドで作成できます。
マイグレーションを作成するコマンド
マイグレーションファイルは、次のコマンドでdatabase/migrations内に追加されます。
php artisan make:migration ファイル名
また、マイグレーションの例については以下のリンク先を参考にしてみてください。
シーダーを作成するコマンド
シーダーのファイルは、次のコマンドでdatabase/seeds内に作成されます。
php artisan make:seeder ファイル名
また、シーディングの例については以下のリンク先を参考にしてみてください。
ファクトリを作成するコマンド
ファクトリのファイルは、次のコマンドでdatabase/factories内に作成されます。
php artisan make:factory ファイル名 --model=モデル名
また、ファクトリを利用した例についは、以下のリンク先を参考にしてみてください。
public|公開する画像、JavaScript、CSSなど
publicディレクトリ内は、画像、JavaScript、CSSなど、公開されるファイルとなります。
resources|ビュー・プリプロセッサ・言語ファイルなど
resourcesディレクトリ内は、ビュー・プリプロセッサ(LESS、SASSなど)・言語ファイルなどとなります。
routes|ルート情報の管理
resourcesディレクトリ内は、ルート情報を管理するファイルとなります。
ルート情報を確認する場合
また、現在のルート情報は以下のコマンドで確認できます。
php artisan route:list
storage|フレームワークにより生成されるファイル
storageディレクトリ内は、フレームワーク・アプリケーションにより生成されるファイルとなります。
tests|ユニットテスト関連
testsディレクトリ内は、ユニットテスト関連のファイルとなります。
vendor|フレームワーク関連
vendorディレクトリ内は、フレームワーク本体に関するファイルとなります。