おすすめ動画ファイル変換ソフト【HandBrake】DVD・AVIなどを変換して保存する方法
HandBrake(ハンドブレイク)は、MacやWindowsなどで利用できる無料のソフトウェアとなり、DVD・AVIなど、さまざまなフォーマットの動画ファイルを、MPEG-4フォーマット(.mp4)などに変換できます。
今回は、そのHandBrakeで動画ファイルを変換する方法などの紹介となります。
HandBrakeの利用方法
HandBrakeをダウンロード・インストール
まずは、以下のリンク先からHandBrakeをダウンロードしてインストールします。
HandBrake: Open Source Video Transcoder
HandBrakeで動画ファイルを変換して保存する例
以下、HandBrakeで動画ファイルを変換して保存する例となります。また、手順内ではMacのHandBrakeを利用しています。
- HandBrakeを開くと、ファイルを選択できる画面となるので、変換したい動画ファイルを選択します。また、HandBrakeをすでに開いている場合、画面上部にある「Open Source」ボタンを選択すると、ファイルを選択できる画面となります。
- 変換後のファイルの名を変更する場合は、画面右下にある「Save As」の項目を変更します。
- 変換後のファイルの保存場所を変更する場合は、画面右下にある「Browse」ボタンから変更できます。
- 画面上部にある「Start」ボタンをクリックします。
上記手順により、ファイルの変換を開始します。
変換の進捗状況は、HandBrakeの画面下部に表示されるプログレスバーで確認できます。
以上がHandBrakeで動画ファイルを変換する例となります。
また、変換後の動画ファイルの画質や種類などを変更する場合には、ファイル変換を開始する前に、「Preset」「Summary」などの設定を変更します。
コピーガードされたDVDのリッピング(デジタルデータの取り込み)は不可
DVDをコピーガードする技術として、「CSS(Content Scramble System)」などがありますが、そのようなコピーガードされたDVDは、HandBrakeだけでリッピング(デジタルデータの取り込み)することはできません。
私的使用であってもコピーガードがあるDVDのリッピングは違法
以下は、文化庁の「平成24年通常国会 著作権法改正について」ページの抜粋となります。
第2条第1項第20号において,技術的保護手段の対象に,著作物等の利用に用いられる機器が特定の変換を必要とするよう著作物,実演,レコード又は放送若しくは有線放送に係る音若しくは影像を変換して記録媒体に記録し,又は送信する方式(暗号方式)を加えることとされました。
また,第30条第1項第2号において,技術的保護手段の回避に係る定義に,特定の変換を必要するよう変換された著作物,実演,レコード又は放送若しくは有線放送に係る音若しくは影像の復元を加えることされました。
このことにより,私的使用目的であっても,暗号方式による技術的保護手段の回避により可能となった複製を,その事実を知りながら行う場合には,民事上違法となることとされました。
上記にあるように、日本では私的使用であってもコピーガードがあるDVDと知りながら、リッピングするのは「著作権法」により民事上違法となります。
「著作権法」によると、自身が購入し所有したモノでも自由に扱えないようです。
動画ファイルを変換できるその他のおすすめソフトウェア
VLCメディアプレーヤー (以下、VLCと表記)は、Mac・Windows・スマホアプリなどで利用できる無料のメディアプレーヤーですが、VLCのデスクトップアプリでは、動画・音声ファイルを変換して保存することもできます。
詳しくは以下のリンク先を参考にしてみてください。