【Mac】複数の画像サイズを一括で自動変更する方法|Automatorで右クリックメニューを追加する例
MacのAutomator(オートメーター)は、スクリプトなどを組み合わせて自動処理プログラムを作成できるアプリ。
今回は、Automatorで作成した処理を利用して、Finderから選択した画像のサイズを一括で自動変更する例となります。
【Automator】複数の画像サイズを一括で自動変更する例
例では、選択した画像ファイルを、横幅400pxに変換してデスクトップに新規作成をします。ファイル名は「image-●●」とします。(●●の箇所は01から始まる連番)
【Automator】自動処理を作成
以下、Automatorで自動処理を作成する例となります。
- Automatorを開きます。
- メニューが表示されるので、「クイックアクション」を選択します。
- クイックアクションを作成する画面となるので、上部にある「ワークフローが受け取る現在の項目」を「イメージファイル」にします。
- 左カラムにあるアクションの中から、「ファイル・フォルダ」>「Finder項目をコピー」を選択し、メインカラムに対してドラッグ・アンド・ドロップを行います。
- ワークフローに「Finder項目をコピー」のアクションが追加されるので、「保存先」を「デスクトップ」とします。
- 左カラムにあるアクションの中から、「ファイル・フォルダ」>「Finder項目の名称を変更」を選択し、メインカラムに対してドラッグ・アンド・ドロップを行います。
- ワークフローに「Finder項目の名称を変更」のアクションが追加されるので、上部のプルダウンメニューで「連番付きの名前にする」を選択し、次のように設定します。
- 左カラムにあるアクションの中から、「写真」>「イメージをサイズ調整」を選択し、メインカラムに対してドラッグ・アンド・ドロップを行います。
- 「イメージをサイズ調整」のアクションに関するダイアログが表示されるので、「追加しない」を選択します。
- ワークフローに「イメージをサイズ調整」のアクションが追加されるので、「サイズ(ピクセル)指定」を「400」とします。
- メニューバーの「ファイル」>「保存」を選択します。(または、command + S のショートカットで保存)
- ダイアログが表示されるので、クイックアクションの名前を入力し、「保存」ボタンを選択します。
以上が、選択した画像のサイズを一括で自動変更するAutomatorの例となります。
その他の
Finderから画像サイズを変換
上記で作成したAutomatorのクイックアクションによって、次の手順でFinderから画像サイズを変換できます。
- Finderを開き、サイズを変更したい画像ファイルを選択します。
- 右クリックでメニューを表示し、「サービス」>「横幅を400pxに変換」を選択します。
上記手順により、デスクトップにサイズ変換をした画像ファイルが作成されます。
Automatorで作成したファイルの保存場所・開き方について
Automatorで作成した自動処理ファイルの保存場所や、ファイルの開き方は、以下のリンク先を参考にしてみてください。
その他のファイルの変換方法について
プレビューから画像サイズを一括で変更する場合
画像・PDFファイルの閲覧や簡単な編集ができるアプリ「プレビュー」から、複数の画像サイズを一括で変更することもできます。詳しくは以下のリンク先を参考にしてみてください。
ファイル名を一括で変換する場合
複数のファイル名を一括で変更する場合は、以下のリンク先を参考にしてみてください。