【Tasker】画面の明るさを変更するタスクの設定方法|ウィジェット・自動変更など

AndroidアプリのTasker(タスカー)は、スマホ操作の自動化などができる便利なアプリ。

今回は、そのTaskerを利用して、画面の明るさを切り替える方法となります。また、記事内にはTaskerが日本語化されていない以前のバージョンの記載が含まれています。

画面の明るさを切り替えるタスクの設定例

変数を定義

まず、タスク内の条件分岐で使用する変数を定義します。

以下が変数を定義する手順となり、例では変数名を%SwitchBright として、変数に0をセットします。

  1. 「変数」タブを選択します。
    TaskerアプリのVARSタブを選択した状態の画像
  2. 「変数」タブ内の右下にある「+」ボタンをタップします。
  3. 変数名を入力するダイアログが表示されるので、変数名を%SwitchBrightと入力し変数を作成します。
    変数名を入力するダイアログの画像
    変数名を入力するダイアログ。変数名を入力後、右端の「チェック」アイコンをタップ
  4. 「変数」タブ内に作成した変数%SwitchBrightが表示されるので選択します。
  5. 変数の値を入力するダイアログが表示されるので、0を入力します。

今回は使用する変数名を%SwitchBrightとしましたが、新しく変数名を作成する際には制約があります。詳しくは以下のリンク先を参考にしてみてください。

タスクを作成してアクションを追加

次にタスクを作成します。タスクでは、実行するごとに変数の値を変更し、ディスプレイの明るさレベルを200と1で切り替えます。そして、その際に現在の明るさレベルを記したポップアップを表示させます。

以下、タスクを作成する手順となります。

タスクを作成

  1. 「タスク」タブを選択します。
    TaskerアプリでTASKSタブを選択した状態の画像
  2. 「タスク」タブ内の右下にある「+」ボタンをタップします。
    Taskerアプリ下部の画像
  3. タスク名を入力するダイアログが表示されるので、任意のタスク名を入力し「チェック」アイコンをタップし新規タスクを作成します。
    タスク名を入力するダイアログの画像
    タスク名を入力するダイアログ。タスク名を入力後、右端の「チェック」アイコンをタップ。

タスクのアクションを追加

新規タスクを作成すると「タスク編集」画面となるので、画面の右下にある「+」ボタンから、以下の順番でアクションを追加・設定します。
「Task Edit」画面下部の画像

また、1つのアクションを設定し終えたらAndroid端末の「戻る」ボタンでタスク編集画面に戻り、次のアクションを追加します。

  1. カテゴリー「タスク」から「If」アクションを追加し、設定画面で「条件」を「%SwitchBright = 0」とします。
    アクション「If」の設定画面
  2. カテゴリー「画面」から「画面の明るさ」アクションを追加し、設定画面で「レベル」を「1」とします。
    アクション「Display Brightness」の設定画面
  3. カテゴリー「アラート」から「Popup」アクションを追加し、設定画面で「テキスト」に「レベル1」と入力し、「制限時間(秒)」を「3」とします。
    アクション「Popup」設定画面
  4. カテゴリー「変数」から「変数を設定」アクションを追加し、設定画面で「名前」に「%SwitchBright」を、「これに」に「1」を入力します。
    アクション「Variable Set」設定画面
  5. カテゴリー「タスク」から「Else」アクションを追加します。
  6. カテゴリー「画面」から「画面の明るさ」アクションを追加し、設定画面で「レベル」を「200」とします。
    アクション「Display Brightness」の設定画面
  7. カテゴリー「アラート」から「Popup」アクションを追加し、設定画面で「テキスト」に「レベル200」と入力し、「制限時間(秒)」を「3」とします。
    アクション「Popup」設定画面
  8. カテゴリー「変数」から「変数を設定」アクションを追加し、設定画面で「名前」に「%SwitchBright」を、「これに」に「0」を入力します。
    アクション「Variable Set」設定画面
  9. カテゴリー「タスク」から「End If」アクションを追加し条件分岐を終了します。

上記アクションを追加し設定すると、タスクは以下の画像にあるアクションの並びになると思います。

今回の例で作成したタスクとアクションの設定画像
今回の例で作成したタスクとアクションの設定

タスクの動作確認

作成したタスクが正常に動作するかを確認するには、タスク編集画面の左下にある「再生ボタン」をタップすることで確認できます。

タスク編集画面の下部
タスク編集画面の下部。タスクの動作確認は左端の「再生ボタン」をタップ。

今回の例では、ディスプレイの明るさを切り替えるタスクですが、設定を切り替えるスイッチのようなタスクを作成する場合は、今回のように、条件分岐を使い定義した変数の値を判断することで、簡単に作成出来ると思います。

ウィジェトでタスクを利用する場合

作成したタスクはホーム画面のウィジェットとして利用することも可能です。詳しくは以下のリンク先を参考にしてみてください。

設定を自動変更する場合

自宅・外出や時間帯を判断して、画面の明るさを変更する方法については、以下のリンク先を参考にしてみてください。

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