【Amazon PA-API】Operationの種類と、取得できるレスポンスデータについて
AmazonのPA-API(Product Advertising API)は、扱えるデータによって種類が分かれ、その種類をOperation(オペレーション)と呼びます。
今回は、そのOperationの種類と、扱えるデータについてのまとめとなります。
PA-APIのバージョンについて
PA-APIのバージョン4.0を利用できるのが2020年2月11日までとなり、それ以降はバージョン5.0を利用する必要があります。
また、Operationの種類と、取得できるレスポンスデータの構造も、PA-APIのバージョン5.0で変更されています。
商品に関する情報をパラメータに指定しデータを取得
以下、商品データなどを扱えるオペレーションとなります。
SearchItems|検索条件から商品データを取得
SearchItems オペレーションでは、リクエストパラメータに商品の検索条件などを指定することで、商品データの一覧などを取得できます。
詳しくは、以下のリンク先を参考にしてみてください。
SearchItems · Product Advertising API 5.0
また、このオペレーションの機能は、PA-APIのバージョン4.0ではItemSearch オペレーションでした。
GetItems|ASIN番号から商品データを取得
GetItemsオペレーションでは、リクエストパラメータに商品を識別するASIN番号などを指定することで、商品データを取得できます。
詳しくは、以下のリンク先を参考にしてみてください。
GetItems · Product Advertising API 5.0
また、このオペレーションの機能は、PA-APIのバージョン4.0では ItemLookup オペレーションでした。
GetVariations|ASIN番号から商品のバリエーションを取得
GetVariationsオペレーションでは、リクエストパラメータに商品を識別するASIN番号などを指定することで、サイズや色など、商品のバリエーションのデータを取得できます。
詳しくは、以下のリンク先を参考にしてみてください。
GetVariations · Product Advertising API 5.0
また、PA-APIのバージョン4.0では、商品のバリエーションを取得する際には、リクエストパラメータResponseGroup のVariations を指定して取得していました。
GetBrowseNodes|商品カテゴリーのデータを取得
GetBrowseNodesオペレーションでは、リクエストパラメータにブラウズノード ID(商品カテゴリーを識別するID)を指定することで、ブラウズノード IDのカテゴリー名と、その子・親カテゴリーのデータを取得できます。
詳しくは、以下のリンク先を参考にしてみてください。
GetBrowseNodes · Product Advertising API 5.0
また、このオペレーションの機能は、PA-APIのバージョン4.0ではBrowseNodeLookupオペレーションでした。
カテゴリー最上位のブラウズノードIDについて
カテゴリー最上位のブラウズノードIDは、以下のリンク先から確認できます。
ブラウズノードID|Product Advertising API
ASIN番号から類似商品のデータを取得
PA-APIのバージョン4.0では、リクエストパラメータに商品を識別するASIN番号などを指定して、類似商品のデータのリストを取得できるSimilarityLookupオペレーションがありましたが、バージョン5.0では、現在のところ、そのオペレーションに変わるものはありません。
リモートショッピングカートを管理
AmazonのPA-APIでは、APIを利用したサイトで有効な「リモートショッピングカート」を作成することができます。(Amazon内のショッピングカートとは別のカートとなります)
PA-APIのバージョン4.0では、そのリモートカートを扱うオペレーションがありましたが、バージョン5.0では、HTMLのフォーム内にタグを追加して、リモートカートを扱います。
詳しくは、以下のリンク先を参考にしてみてください。
Add to Cart form · Product Advertising API 5.0